8月28日(月)本校体育館で2学期始業式が行われました。
まず最初にALTとして2学期より着任したブレイディ先生の紹介がありました。
続いて始業式と伝達表彰がありました。
始業式では校長先生が次のように話されました。
『朝晩の暑さが少し和らいだとはいえ、まだまだ暑い日が続いています。
皆さん、夏休みは有意義に過ごせましたか。
今日から2学期です。この2学期、3年生は就職試験や入学試験が待っています。進路決定の時期です。2年生と1年生は、資格試験や部活動の新人戦が控えています。君たちには、しなければならないことがあります。それは自分との闘いです。それに真っ向から立ち向かうとき君たちは成長します。
また、2学期には「学園祭」や「浜商デパート」といった大きな学校行事もあります。それらに自分から主体的に取り組むなら、それらは素晴らしい経験となり、良い想い出となって残ることでしょう。そうなるための鍵は「一致」です。
何かを皆で成功させたり、作り上げようとするとき、それがうまくできるかどうかは、どれだけ皆が一致できたかで決まると思います。私たちは皆それぞれ異なる考え方と意見をもっています。それらの意見を自由に出し合い、皆が聞く耳を持って理解しようと努めて合意形成を図る作業が必要です。影響力の強い一部の人の意見だけで事を進めないことです。皆が「成功という目標」において一致しようとする心構えをもつことが大切です。準備の過程では色々な問題が生じそれを解決しなければならなくなるでしょう。しかしそれこそが君たちにとっての良い学びなのです。それによって君たちはまた一つ成長してくのです。どうぞ頑張ってください。
ところで、今年の夏の甲子園大会で準優勝した仙台育英高校の須江監督の講演を、決勝戦の2日後に、仙台で直接聞く機会がありました。仙台育英高校野球部に所属していた須江監督は、選手としては全く目が出なかったそうです。2年生のときは選手ではなく学生コーチとなったそうです。その後、教員として中学野球を指導し全国優勝、高校野球でも母校仙台育英高校監督として昨年全国優勝を果たされました。中学、高校ともに日本一に導いた史上初の監督です。その須江監督のお話から7つ紹介します。
①物事を「肯定的」に捉えられることが大切、否定はダメ
②「素直」とは柔軟性があること、意見の違いを面白いと思うこと、大人に素直ではなく、物事に素 直になる
③挫折のない人生は面白くない、大切なのは「挫折」との向き合い方
④挑戦することで人生を「角度を1°変える取り組み」 根気強く継続
⑤何に向かって走るのか、「目標」が大切
⑥短所と長所の関係性、どちらを伸ばすか?「短所に丁寧に対処できないと、短所が長所を飲み込んでしまう」
⑦「失敗」から学ぶ、できない自分を赦す、自己肯定感を下げない
この2学期、目的意識をもって頑張っていきましょう。』
最後にビジネスマナーとしてあいさつの確認を行いました。