Shimane Prefectural Hamada Business High School

令和3年度3学期始業式

1月7日(金) 令和3年度3学期始業式が行われました。

始業式 校長講話より

 「3学期というのは、短いけれど学習成果の問われる3ヶ月です。授業はもちろんのこと、各種の検定や課題研究の発表等、日々の積み重ねが成果となる3学期です。そして、来年度につながる重要な準備期間でもあります。また、オミクロン株による第6波のニュースが流れているのでなかなか気を抜くことはできませんが、感染症対策の基礎基本を徹底し、学校生活を実りある3学期にしてください。」とお話しになりました。

続いて2学期終業式に出された宿題の、浜商校訓に込められた謎を解きをされました。

1、開拓者精神に徹し、気魄と情熱に燃えよ。

2、学習と部活動の両立に精進せよ。

3、明朗にして闊達、気品ある校風の樹立に努めよ。

「1つ目と2つ目を並べてみましょう。どう違いますか。確かに1つ目は気持ちの問題ですね。2つ目は実際に取り組んで結果が出ないと、やる気だけでは何とも言えませんね。先ず、自分が開拓者精神を強く意識し、学習と部活動の「両立」に、ひたむきに努力を続けていく必要があります。片方だけではありませんよ。両立するところに難しさがあり、工夫と成長があります。しかも、これは結果が出るまでにある程度時間がかかります。その期間、諦めずくじけずに努力できるかどうか、決心の強さが試されることでしょう。

次に、2つ目と3つ目を並べてみましょう。でも先ず読みと意味の確認ですね。「明朗」というのは明るくほがらかなこと、「闊達」というのは心が広くこだわりのないさま、こういう姿勢で、上品で落ち着いた学校の特色ある伝統を、「樹立」というのはしっかりと打ち立てることです。もうこれは個人では完成しませんね。浜田商業高校に学ぶ者の一人一人が自覚を持ってその繋がりの中に生まれてくるものだと思います。学校には様々な人が生活しています。相手に対する理解や協力と思いやり、集団の中にいる自分、こういう自覚が3つ目を完成させていきます。2つ目よりもっと長い時間がかかりますね。先輩から後輩へ引き継いでいくものかもしれません。

 つまり、思い切って簡単にすると、「開拓者精神を持った個人が、粘り強く学習と部活動に取組み、『さわやか浜商(挨拶・時間厳守・身だしなみ)ビジネスマナーの実践』に努め、みんなで協力して学校生活を充実させていく。」ことになると思います。校訓というと難しそうですが、実は、みなさんはすでにやっているんです。部活動をイメージしてみましょう。先ず個人が目標を持って、基礎トレーニングを積み重ね、チームの力を向上させるようなイメージです。学園祭や浜商デパートも、一人一人の思いを結集して大きな行事にしましたね。そういう思いで校訓と日々の学校生活を見直してみてください。令和7年には創立60周年を迎えます。どうか、浜田商業高校の生徒として一人一人が自覚して良い伝統をつないでいってください。」と解(説)かれました。

続いて、養護(保健室)の益成先生「離任式」と「身だしなみの検査」を行いました。